プロジェクトについて~プロジェクトの概要や多摩地域の見どころをご紹介!~

プロジェクトについて ~プロジェクトの概要や多摩地域の見どころをご紹介!~

たま発!魅力体験ツアー

外国人記者が行く!たま発!魅力体験ツアー 多摩のたまらん魅力を紹介するにゃ♪外国人記者が行く! たま発! 魅力体験ツアー 多摩のたまらん魅力を紹介するにゃ♪

平成28年度のたま発!の取組の一つとして、実際に多摩地域を巡ってその魅力を体験するツアーを実施。
外国人向けフリーペーパー4誌の記者にご参加いただき、日本人が見過ごしがちな「多摩の日常生活」の魅力を外国人の“新たな”目線で探りました。

参加メディア

クリックして詳細をチェック!

Tokyo Weekender

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高さ7mにもなる崖の淵に立ち、勇気を振り絞って川に飛び込もうとしている時にふと気が付いたことがあります。それは、ここが東京であるということです。東京とはいっても、周囲には、民家やコンビニのようなお店はありません。しかしながら、私を完全に飲み込んでしまった冷たい川の水とこの壮大な自然は、大都市・東京の一部なのです。

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ジャンプしてみようかな・・・

東京の多摩地域は、東は吉祥寺から西は奥多摩までの広がりがあります。混雑した東京のまちのイメージとはかけ離れた地域で、「森を散策する」、「昔ながらの伝統工芸に慣れて親しむ」、「地元のクラフトビールを味わう」などの魅力的な体験をすることができます。

以下、私が参加した多摩地域の魅力をたっぷり味わう体験ツアーの内容をお伝えします。

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「奥多摩キャニオンズ」というアウトドア団体が主催している、キャニオニングや渓谷散策のアクティビティに参加しました。

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ローストビーフが盛られた「ヴォルケーノ」。
冒険に必要な燃料。

経験豊富な二人のガイドに渓谷のコースを案内してもらいながら川への飛び込みジャンプを終えた後は、滝を滑り落ちる体験やジップライン(木々の間に張られたワイヤーロープを滑車を使って滑り下りる遊び)が待っていました。恐怖心もありましたが、大きなジャンプや渓流にも対応できるフル装備(ウェットスーツ・ヘルメット・防水ブーツ)を用意して出かけていたため、安心してアクティビティを満喫することができました。それに、「奥多摩リバーサイドカフェ」で豪快にローストビーフが盛られた「ヴォルケーノ」を昼食として食べた後だったので、何にでも立ち向かえそうな気でいたのです。

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次は、キャニオニングコースから離れて、川幅が広く穏やかなところまで移動しました。そこからは、パックラフトという一人乗りボートで川を下ります。ところどころ波とぶつかり合いながら、川沿いの壮大な景色を十分に楽しみました。そして、無事にゴールまでたどり着きました。

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乾燥させるために掛けられている完成品

元々、この日は、キャニオニングと同じように魅力的で充実した体験から始まりました。JR青梅駅から車で数分の場所に位置する「壼草苑」は、日本の伝統工芸である藍染の工房です。青梅市は、古くから織物が盛んな土地なのです。日本の藍染は、何世紀にもわたってその技術を継承しており、壼草苑では卓越した職人の作品の数々を見ることができますし、実際に自分の手で伝統工芸作りに挑戦することもできます。

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壺の中に入った藍染の塗料

工房に足を踏み入れると、藍染特有の発酵臭が漂ってきました。床の上に並べられた大きな甕には、染料が入っています。みそや醤油、日本酒の製造と同じように生きた菌が染料となるのです。

江戸時代から現在に続く藍染の歴史を学んだ後、いよいよ作品作りがスタートです。輪ゴムとプラスチック製の紐を使って、スカーフに模様を描いていきます。染料で染まる部分を避けるように、白い模様となる部分を作ります。

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壺草苑のスタジオで藍染の過程について説明する職人
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そして何年もの藍染経験で爪の状態がどうなるか見せてくれた。
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この結び付けられた布が・・・
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こんな風に完成した。賞が取れるクオリティではないかもしれないが、出来上がりには満足だ。

完成形が見えない中で作品を作り上げる心境は、あの深い川を目の前にして崖の淵に立っている時の心境と似通ったものがあります。喜んで家に持ち帰れるような作品に仕上げたいという気持ちはありますが、結び目や模様と仕上がりの関係性を考えれば考えるほど、難しく感じてしまいます。結び目ができたら、布を藍に数分間浸し、これを何度か繰り返すことにより、布が濃く染まっていきます。最後に、すべての結び目をほどいて水洗いすると、鮮やかな柄が現れ、とても素敵な模様のスカーフができあがっていました。家に持って帰るのが楽しみです!

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もえぎの湯のかの有名な・・・
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良い眺めの露天風呂。

藍染体験とキャニオングを終えた後は、「奥多摩温泉もえぎの湯」で秋の寒さを和らげる極上の湯に癒されました。この温泉は、日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る源泉100%の温泉です。伝統工芸とアクティビティを心ゆくまで楽しんだ旅の締めくくりに、そして、帰りの電車旅に備えるには最高の温泉体験でした。

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しかしながら実は、この後もう一つ立ち寄る場所があったのです。「Beer Cafe Vertere(ビアカフェバテレ)」は、JR奥多摩駅からすぐ近くの距離にあり、多摩地域の数々の自家醸造クラフトビールが揃っています。自家製ビールと時期によって入れ替わる厳選された海外ビール、イギリス料理のフィッシュ・アンド・チップスなど、ビアカフェ特有の料理をリースナブルな価格で楽しめます。温泉で体の芯まで温まり、丹念に醸造された地ビールで心も満たされ、充実した1日を終えた私たちは電車に乗りこみ、東京から東京へと帰ったのです。

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